2007年11月27日

「洋菓子のヒロタ」を復活させた女性

hirono_indexphoto.jpg

もともと大阪の老舗シュークリーム屋さん、「ヒロタ」。
2001年の経営破綻、ここで立ち上がったのが、21Lady株式会社の社長、広野道子さん。見事に、わずか3年で民事再生終結(負債完済)となりました。

その広野さんのセミナー(大前研一のアタッカーズ・ビジネススクール主催)に行ってきました。

広野さんは、タリーズの全国展開を成功させたり、フランチャイズコンサルタントとして資金をためつつ、それだけで満足せずに自らリスクを背負って企業経営にも携わっており、この1924年創業の「ヒロタ」再生もそのひとつです。

さわ豚も新橋の会社に行っていた時に、よく見かけていた新橋店。40歳、50歳のおじさんばかりだった店舗を、女性が普通にシュークリームを買える店舗を目指しました。採用の9割を女性にしました。ロゴなども、女性にヒットするようなものに変更しました。

ただ、ヒロタというブランドを残すことにはこだわりました。ブランドを構築するには、50年かかるとのお話。そうして80年以上続いて、ブランドが確立されていた「ヒロタ」を逆に強みとして、看板には「since 1924」と銘打ってあります。

きちんと軌道に乗ったら、ヒロタの経営からは身をひいて、また新しい事業の構築、お手伝いに力を入れることも考えていらっしゃるそうです。

セミナーとそのあとの懇親会を通じて、何点か特に感じたポイントを列挙します。

○企業家の皆さんへ「16時間お仕事しましょう!」

 広野さんは、会社の上のフロアにお住まいで、家から10秒で仕事場
だそうです。そして、自らたくさん働いていらっしゃいます。ただ、ポイントは、すべての時間を完璧(バリバリ仕事モード)でいないこと。16時間も神経集中したら、さすがに精神的に参ります。広野さんは、楽しみながらお仕事をして、そして力を入れるときは入れる、遊び感覚もないと続かないし、良い発想も浮かばないというスタンスです。

○会社にいても(出向などしても)、会社のためというよりは自分のために仕事をする。

 大きな会社に行くと、なかなかできないんですよね。さわ豚も日本郵船出向時は相当苦労しました。広野さんは大企業で働いていた時もこの気持は忘れなかったそうです。

○人のつながりが大事、ビジネスでそのための基礎を作るには10年位かかる。

 とっても重みのある言葉です。それだけやっていけば、どのような人とビジネスで組めば成功するかも、感覚的にわかってきます。分厚い企画書をリクエストするような会社とは、結局はビジネスで結びつかないことが多い。ヒロタの創業者の生い立ちに惹かれた、とのお話もありました。とある披露宴の席上で、ある方と披露宴とは関係ない大きな商談話で盛り上がった話には笑ってしまいましたが、それも人の御縁というものでしょう。

○大学の文学部時代に様々なアルバイトをされたり、経営書を読みあさって留年もされた。その時の経験、教養が源となっている。

 さわ豚も大学留年したっけ。広野さんと同じじゃん、チャンスチャンス。って言っても、さわ豚は麻雀のやりすぎ、という理由だけでしたが。。。

○メンタルカウンセラーというジャンルは、ニーズはものすごい。

 これは、さわ豚と名刺交換させてもらった際に頂いたコメントですが、完璧主義者の限界、核家族化の弊害、コミュニケーション不足、なんとかしたいものです。来春、カウンセラーをになるためのパワーを頂きました。

 近頃、成功している女性経営者の方に共通するポイントがわかりつつあります。それは、女性的な感性、五感豊かな発想、右脳的なものですね、これに秀でた女性は当然多いですが、これだけではなかなかやっていくのは大変だと思います。これに加えて、リーダーシップ。いいところ、悪いところをきちんと言えて、自らも行動する。そのためには論理的な左脳的部分も当然ながら必要。広野さんはある企業を、ターゲットとなるかどうか、大きな会社であっても、2週間という猛スピードで決めてしまうそうです。

 ある女性とよく似ているなぁ、とずっと感じていました。それはわれらが黒川伊保子さん。他にも女性経営者、何人か親交がありますが、どの人も女性脳、男性脳の比率が半々位だと思います。

 支援決定後も、決して本来の味を変えなかった「ヒロタ」。色々なところに店舗(直営店が大半)がありますので是非食べてみてください。さわ豚もHP見しましたが、「焼き芋シュークリーム」や「黒蜜黒豆アイスシュー」とってもおいしそうです。あさって、新橋店に食べに行こっと。

http://www.the-hirota.co.jp/index.html
posted by さわとん at 00:00| 千葉 ?J| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
メリハリつけて、遊び感覚・五感を取り入れるは、確かに女性のほうが得意かも知れませんね!
昨日、伊保子さんのDVDを見て、う〜ん!納得です(笑)
いつも、勉強になるシェアをありがとうございます。
さわとんのブログ、元気が出ます(^_^)v
Posted by くみニャン at 2007年11月28日 09:17
>くみニャン

現実的かつ遊び的感覚が見に付いている女性は素敵です♪

いつも、ブログを書き立てる意欲をくれるコメント、ありがとう!
Posted by さわとん at 2007年11月29日 07:48
素敵な女性ですね。
本当に、すばらしい!
Posted by まゆまゆ at 2007年12月02日 11:31
>まゆまゆさん

はじめましてでしょうか。
少なくともブログでははじめましてですね♪

本当に素敵な女性です。
このブログ読んでいただいて、感激しました!って言ってくださいました!


Posted by さわとん at 2007年12月02日 12:57
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